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CYANO のアプリアイコン。プルシアンブルーの水平線の上に、淡い太陽。

CYANO

サイアノタイプ写真

青いフィルターではない。
化学そのもの。

サイアノタイプは、現存する最も古い写真の技法です。鉄塩を刷毛で塗った紙にネガを重ね、日なたに置く。現れるのはプルシアンブルーで、ただの水で洗い流して仕上げます。設計図を「青焼き」と呼ぶのは、ここから来ています。

CYANO はその化学をソフトウェアで行います。 目分量で決めた色の置き換えではなく、増感剤の紫外線応答を太陽光のスペクトルに対して積分し、ベール・ランベルト則にしたがってプルシアンブルーを積み上げます。暗室も薬品もプリンターも要りません。

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澄んだ青空の下、街のスカイラインを背にした黄色い花。スマートフォンが撮ったそのまま。 同じ一枚をサイアノタイプにしたもの。黄色い花はほとんど黒く沈み、空は紙の地肌まで飛んでいる。 写真 サイアノタイプ
同じ一枚。ドラッグしてみてください。

なぜそう見えるのか

この紙は、あなたの写真の大部分を見ることができません。

サイアノタイプの紙は、赤と緑に対して盲目です。反応するのは紫外線といちばん深い青だけ。つまり、場面をまったく違う明るさとして読み取るわけで、それこそがこの技法の要です。

上の写真を見てください。カメラにとって、この黄色い花とこの空は同じ明るさです。測ってみると花は 177、空は 165。白黒に変換したら見分けがつきません。

ところが紙の上では、二つは正反対の端に落ち着きます。花は 69 まで下がり、空は 225 まで上がる。黄色にはこの増感剤が使える光がほとんど乗っておらず、空には紙が受け止めきれないほど乗っているからです。そうなるように何かを調整したわけではありません。化学がそうするのです。

カメラが同じ明るさとして記録した二つの色が、プリントの上では正反対の端に出ます。

フィルターではそこに届きません。フィルターは誰かが前もって書き出した一覧表なので、写真を青くすることはできても、どの青が紫外線を運んでいたのかは分かりません。なんとなく古めかしく見えるものと、現像バットから上がってきたように見えるものとの違いは、そこにあります。

実際に計算されていること

プリセットからではなく、物理から組み上げています。

画面上のどの色も、三つの数値です。その三つは、そのものが紫外線をどれだけ反射したかを教えてくれません。そしてこの技法が気にするのは紫外線だけです。そこでモデルは、撮影された色と矛盾しないもっとも滑らかな全スペクトルを復元し、そのうち増感剤が実際に見える部分だけを読みます。

そのスペクトルを、増感剤の作用曲線と太陽光スペクトルに対して積分し、露光量を得ます。露光量は、手で描いたのではなく写真化学から導いた階調曲線を通ります。生じるプルシアンブルーはベール・ランベルト則で積み上げられ、高濃度で顔料が凝集するふるまいも含みます。これがないと、深い階調は説得力のない電気的な青で止まってしまいます。

さらに、焼く前に一枚ごとの写真を読み取ります。 焼き付け職人がネガを読んでテストストリップをつくるのと同じで、想像上の平均的な一枚ではなく、目の前のその写真に合った露光量になります。

操作

四つのダイヤル。どれも実在の変数です。

日光
その紙をどれだけ日にさらしたか。露光しすぎれば、影はひとかたまりに溶け合います。実際にそうなるのと同じように。
コットンラグ、粗目の水彩紙、あるいはバフ。この技法では紙が絵の一部なので、地の色がどこにでも透けて出ます。
調色
紅茶、タンニン、赤ワイン。これらはプルシアンブルーを染めるのではなく、タンニン酸鉄へと変えてしまいます。だから調色したプリントは、色を塗り替えたものではなく、別の技法として見えるのです。
刷毛の縁
手で刷毛塗りした紙のむらのある塗り。写真ごとに種を変えているので、同じ絵を二枚焼いてもまったく同じにはなりません。

あなたの端末で

表は簡単、裏は重い。

紅葉の盛りのカエデを、CYANO アプリでサイアノタイプにしたもの。 カメラが同じ明るさとして記録する六つの色と、サイアノタイプの紙がそれぞれに対してすることの違い。 写真とそのサイアノタイプを並べたもの。黄が黒へ、空が紙の地肌へと向かうのが分かる。 睡蓮のプリントを、調色前と、紅茶・タンニン・ワインで調色した後で並べたもの。 CYANO の紙の選択画面。コットンラグ、粗目の水彩紙、バフ。 CYANO のサイアノタイプ・プリントを囲む、手塗りの刷毛の縁。

写真を選べば、現像が始まります。日光を動かし、紙を替え、調色浴に沈める。何も刻印されないまま、フル解像度で保存できます。

よくある質問

質問

サイアノタイプとは何ですか。

サイアノタイプは 1842 年に生まれた、現存する最も古い写真の技法です。紙に鉄塩を刷毛で塗り、ネガを重ねて日なたに置きます。現れるのはプルシアンブルーで、ただの水で洗い流します。古い設計図が「青焼き」と呼ばれるのは、これが理由です。

薬品や紙、プリンターは必要ですか。

どれも要りません。暗室を用意することも、増感剤を買うことも、よく晴れた午後を待つこともできない人が、それでもサイアノタイプをつくれるように、CYANO はあります。

これはフィルターですか。

いいえ。フィルターは、どの色が何になるかを前もって決めます。CYANO は、それぞれの色が実際にどれだけ紫外線を運んでいたかを計算し、そこから顔料を積み上げます。

いくらですか。

アプリは無料で、そのまま完全に使えます。プリント数は無制限、フル解像度、透かしなし。任意の 4.99 ドルの購入で、三つの調色浴、残り二種の紙、二つめの増感剤処方が使えるようになります。定額課金はありません。

何かを収集しますか。

いいえ。アカウントも、解析も、サーバーも、独自の通信コードもありません。写真が端末の外に出ることはありません。 プライバシーポリシー は一ページで、そう書いてあります。

一枚つくってみてください。

無料です。そして無料版がシミュレーションのすべてです。透かしも入りませんし、何かを分からせるために出し惜しみしているものもありません。

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